解体工事の見積書の見方|騙されないための5つのチェックポイント|株式会社ITOU
解体工事の見積書の見方|
騙されないための5つのチェックポイント
解体工事の見積りを初めて取る方にとって、見積書の内容を正しく読むのは簡単ではありません。「金額が安いから」と選んだ結果、追加費用が大幅に発生したというトラブルは実際に起きています。この記事では、見積書で確認すべき5つのポイントを解説します。
ポイント1:「解体工事一式」になっていないか
最も注意すべきは「解体工事一式 ○○万円」という見積書です。何にいくらかかっているのか分からず、後から「これは別料金です」と追加請求される原因になります。
適正な見積書は、以下のように費用項目が分かれています。仮設工事費(足場・養生シート)、解体工事費(建物本体の解体)、廃材処分費(木材・コンクリート・混合廃棄物ごと)、付帯撤去費(ブロック塀・カーポート・庭木等)、整地費、諸経費(届出費用・重機回送費等)。
ポイント2:廃材処分費の内訳があるか
解体費用の約30〜40%を占めるのが廃材処分費です。木材・コンクリート・金属・混合廃棄物など、分別ごとに処分単価が異なります。「処分費一式」としか書かれていない場合、安く見せるために処分量を少なく見積もっている可能性があります。
ポイント3:残置物の処分が含まれているか
建物内に家財道具や生活用品が残っている場合、その撤去費用が見積りに含まれているか確認してください。含まれていない場合、別途数十万円の費用が発生します。残置物を自分で処分すれば費用を抑えられますが、大型家具・家電は自治体の粗大ごみ回収を利用する手間がかかります。
ポイント4:石綿(アスベスト)の事前調査について記載があるか
2022年4月から、一定規模以上の解体工事では石綿の事前調査と報告が義務化されています。見積書に事前調査費が含まれているか、または調査結果に基づいた対応が記載されているか確認してください。石綿含有建材がある場合、除去費用が追加で発生します。詳しくはアスベストガイドをご参照ください。
ポイント5:追加費用の条件が明記されているか
「地中埋設物が出た場合」「隣地の越境物がある場合」など、工事中に予期しない状況が発生した際の対応と費用負担がどうなるか、見積書または契約書に明記されているか確認しましょう。事前に取り決めがないと、一方的に追加請求されるリスクがあります。
相見積もりは最低2〜3社から取る
1社だけの見積りでは適正価格かどうか判断できません。最低2〜3社から見積りを取り、金額だけでなく項目の内訳を比較してください。極端に安い見積りは、追加費用の発生や手抜き工事のリスクがあります。
解体工事の費用目安は費用ガイドで構造別にまとめています。
項目別の内訳明細見積りを提示しています
株式会社ITOUでは「一式」表記の見積りは行いません。仮設費・解体費・処分費・整地費を項目別に明示した見積りを提示しています。現地確認・お見積りは費用不要です。

