木造住宅の解体工事は何日かかる?工期の目安と工程を解説|株式会社ITOU
木造住宅の解体工事は何日かかる?
工期の目安と工程を解説
「解体工事を依頼したいけど、どのくらいの日数がかかるの?」という質問は非常に多いです。この記事では、木造住宅の解体にかかる日数の目安、工程の流れ、工期が延びるケースについて解説します。
工期の目安(坪数別)
あくまで目安ですが、一般的な木造住宅の解体工期は以下の通りです。20坪以下の小規模住宅で7〜10日程度、30坪前後の一般的な住宅で10〜14日程度、40〜50坪の大きめの住宅で14〜20日程度です。
上記は建物本体の解体のみの日数です。残置物の撤去、付帯構造物(ブロック塀・カーポート等)の撤去、整地を含めると、さらに数日加わります。
解体工事の工程
1. 足場組立・養生シート設置(1〜2日)
建物の周囲に足場を組み、養生シートで覆います。粉じんや騒音を軽減し、近隣への飛散を防止する目的です。隣家が近い場合は養生範囲を拡張します。
2. 内装材の撤去(1〜3日)
建設リサイクル法に基づき、まず手作業で内装材(壁材・床材・天井材・建具等)を分別しながら撤去します。これを「手壊し」と呼びます。木材・石膏ボード・金属・ガラスなどを分別することで、適正処理とリサイクルが可能になります。
3. 建物躯体の解体(3〜7日)
重機(バックホウ)を使って建物の躯体を解体します。屋根→壁→基礎の順に上から解体していきます。散水を行いながら粉じんの飛散を抑えます。
4. 基礎の撤去(1〜3日)
コンクリート基礎を重機で破砕し、搬出します。布基礎かベタ基礎かで日数が変わり、ベタ基礎の方がコンクリート量が多いため時間がかかります。
5. 廃材の搬出・分別処理(並行作業)
解体と並行して、廃材をダンプトラックで搬出します。産業廃棄物管理票(マニフェスト)で適正処理を管理します。
6. 整地・引き渡し(1〜2日)
地面を平らに整え、必要に応じて防草シートや砂利を敷いて仕上げます。近隣への完了挨拶を行い、お引き渡しします。
工期が延びるケース
残置物が多い場合:家財道具が大量に残っていると、内装撤去に時間がかかります。事前に処分できるものは処分しておくと工期短縮につながります。
道幅が狭い場合:大型重機やダンプが入れない狭小地では、小型重機と手壊しの併用になり、通常より日数がかかります。搬出も小型ダンプで複数回に分けるため、搬出日数も増えます。
石綿含有建材がある場合:石綿の除去作業には通常の解体とは別の工程と養生が必要になるため、工期が数日〜1週間延びる場合があります。
雨天が続く場合:小雨程度であれば作業は可能ですが、大雨・強風時は安全上の理由で作業を中止します。梅雨時期や台風シーズンは工期に余裕を持たせることをお勧めします。
工事時期の選び方
解体工事に適した時期は、天候が安定している春(3〜5月)と秋(9〜11月)です。ただし、これらの時期は業者の繁忙期でもあるため、早めの相談をお勧めします。梅雨(6〜7月)や真夏(8月)は天候リスクと作業効率の面でやや不利ですが、工事自体は問題なく行えます。

